| NOOS LECTURE 2010 LIVE DVD: Vol.08(2disc) | |
| Title: 思形と感性 | |
| Price: 4,725yen(tax incl) | |
| Release: May 2010 | |
| Format: DVD | |
| Publisher: noos academeia | |
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+ summary
2010年04月10日に開催されたレクチャー内容を完全収録!
思形と感性、それは人間の意識を構成する二つの対立軸――。今回からはいよいよ元止揚空間をベースに、その上位に流動する人間の無意識構造へと入っていく。また、レクチャー後半のフロイトとユングの解説は必聴。会場限定で配られたレクチャー資料同封。
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世界とわたしはどこからやってくるのかvol.08
客体と主体は一体どのような仕組みによって意識に現象化してきたのだろうか。一つだけ確かなことは、この両者は同じコインの表と裏の関係のようなものなので、決して単独で取り出すことはできないということだ。つまり客体のみでは客体を意識化することは不可能だし、また主体の方も主体のみではその存在を把握することはできないだろう。だから、客体と主体が認識に上がってくるためには前客体的な次元(わたしに認識される前の世界)と前主体的な次元(認識される前のわたし)の間に量子論に顔を出すような交換関係というものが息づいている必要がある。すなわち、[前客体, 前主体]=前客体×前主体−前主体×前客体=純粋知覚といった形のように。前者の掛け算は前客体に前主体が関わることによって客体の認識が生まれることを指しており、後者の掛け算は前主体に前客体が関わることによって主体の認識が生まれることを指している。つまり、主客認識には前もって主客以前に当たる二つの原~場所性があり、その両者が互いに干渉し合うことによって客体と主体という認識が生まれてくるということだ。
ヌーソロジーではこうした二つの原-場所性のことを「元止揚の対化」と呼んでいる。元止揚の対化とは元の構造から押し上げられてきた二つの精神の力といったような意味だ。宇宙精神における進化の最先端が新たな創造のための土台を再帰的に自らの発端の場所に送り込んできていることを意味する。宇宙の母胎に当たるものと考えるといい。この元止揚の対化を基盤にして、人間の無意識は活動を開始し、個体の意識発達と人間全体の意識発達を遂げていく。
[ text by kohsen handa ]

