ヌースレクチャーライヴDVD

ヌースレクチャーDVD 2009-2010 サンプルビデオ
NOOS LECTURE 2010
LIVE DVD: Vol.06(2disc)
Title: 自己と他者のトポス
Price: 4,725yen(tax incl)
Release: March 2010
Format: DVD
Publisher: noos academeia
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NOOS LECTURE LIVE vol.6(ヌースレクチャーDVDvol.6)の画像

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2010年01月16日に開催されたレクチャー内容を完全収録!
その昔、人間は『わたし』と『あなた』が背中合わせにくっついて生きるひとつの生き物だった――。ドゴン神話や、古代エジプト神話を切り口として、私たちの本当の身体(意識的身体)の所在がヌーソロジーによって今解き明かされる!また、会場限定で配られたレクチャー資料も同封。
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愛の起源 vol.06

プラトンに「饗宴」という作品がある。『饗宴』は登場人物がそれぞれ愛について語っていく形式になっているのだが、その中で喜劇作家のアリストファネスが語る「愛の起源」についての寓話がヌーソロジーぼくってとても面白い。

アリストファネスによれば、太古の昔、まだ人間が生まれる以前に人間の原型となるべく原-人間のようなものが存在していたという。この原-人間は二人の人間が背中合わせでくっついたような格好をしていて、顔が前後に二つ、手足が各四本づつあって、周囲360度を一挙に同時に見渡せたらしい。原-人間は頭がよく、力も強く、いたずら好きだった。すっかり増長した原-人間たちはやがて神々の言うことも聞かなくなり、最高神ゼウスの怒りを買う。ゼウスはこの厄介者の原-人間たちの力を弱めるためにウラノスに命じて雷光で半分に断ち割いた。その割いた傷口を結んだ跡が今の人間の臍だという。傷口はもともと背中側にあったのだが、ゼウスはその傷跡が見えるように原-人間の首を逆方向に回転させた。臍を見て神の懲らしめを思い出させるようにしたのだ。こうして今の人間が生み出された。それからというもの、人間は自分の失われた半身を追い求めるようになった。それが愛なのだ、とアリストファネスは言う。

さらに付け加えれば、この原-人間には三つのタイプがある。一つ目は男と男が背中合わせ、二つ目は男と女が背中合わせ、三つ目が女と女が背中合わせだったそうだ。それぞれ順に太陽の子、月の子、地球の子と呼ばれた。いやあ、ほんとうにヌーソロジーっぽい。このVOL.6を見ればアリストファネスの寓話の言わんとすることがはっきりと分かるかも。

[ text by kohsen handa ]