NOOS ATRIUM in Fukuoka Vol.7
テーマ『ドゥルーズ思想とヌーソロジーその2』
前回はドゥルーズ哲学の簡単な紹介をしました。哲学に馴染みのない人にはちょっと難しかったかもしれません。今回はドゥルーズの哲学とヌーソロジーを具体的にすり合わせてお話してみたいと思います。ドゥルーズ哲学のもっともベースにある考え方は「現働的なもの」と「潜在的なもの」という言葉で表される概念です。おおざっぱに言うと「現働的なもの」とは現象世界のことで、「潜在的なもの」とはドゥルーズにとってのイデアと言ってよいでしょう。宇宙はこの両者のカップリングで必ず活動しているのですが、ドゥルーズは現在の宇宙は現働的なものが先手に回った「最小回路」の中で動いていると言います。これを潜在的なものが先手に回った「巨大回路」へと反転させることがドゥルーズ哲学の目指すところです。ヌーソロジーに何か似ていると思いませんか?(text by kohsen handa)
